D.レーン騎手とは何者なのか? 本当に上手いのか、Mの法則の視点からも検証してみた

突如、日本競馬界に彗星の如く現れた、D.レーン騎手。

来日して1週目にして、新潟大賞典で初重賞制覇を果たす等、「レーン騎手とは一体何者なんだ?」という声が、競馬ファンの間でも広まっているようです

そこで私なりにD.レーン騎手について調べてみました

 

 

ダミアン・レーン騎手の略歴

1994年生まれ 現在25歳 オーストラリア出身

物心のつく前から乗馬を始め、10歳の頃には既に牧場で調教に乗っていたという

オーストラリアで騎手としてデビューし、重賞勝利を総なめにする程の活躍を見せている、若手のホープとのことで、オーストラリアに移籍した元日本馬のトーセンスターダムで豪州GⅠ制覇する等、日本競馬ファンも詳しい人は知っている騎手なのかなと思いました。

https://uma-jin.net/sp/column/columnDetail.do?charaId=61&pcId=101472

 

 

ここまでのD.レーン騎手の騎乗成績

騎乗回数:27回(6-4-4-13)

勝率:0.222 連対率:0.370 3着内率0.519

※この記事を書いている19年5月10日現在までの騎乗成績

 

確かに、来日していきなりこんな成績を上げられては、競馬ファンから大注目を浴びるのは必然的なことでしょう。

 

さらに、ルメール騎手騎乗停止の間の、ルメール騎手騎乗予定馬だった馬は、彼が代役でほとんど乗るみたい?なので、

彼のことを詳しく調べておいた方が良いかと思い、Mの法則的に、どんな馬に騎乗して、どのように乗ったのかを、詳しく見てみたいと思いました!

 

 

D.レーン騎手の騎乗内容の研究

4/27(土) 6鞍騎乗、初日は2番人気の馬に1度騎乗、後は中穴~人気薄といったラインナップで、この日は特筆すべき点は無さそうな感じ

4/28(日) この日の初騎乗で、10頭立ての2番人気に騎乗して初勝利。L系の条件にL系の馬が大外から、そして能力も違って楽勝という内容でした。 1つ負けて、ここから3連勝を飾り、一気に注目度が高まったように思います。3レース共少頭数で全て2番人気以内の馬の騎乗ということでしたが、騎乗的にはバウンド延長で先行する位置取りショックが見られ、ディープ産駒の休み明けという条件も向いたところもあったようでした。

4/29(月) 新潟に移動して2鞍。 重賞の新潟大賞典では、L系の馬で外枠、外差し競馬で展開も向いたこともありますが、7番人気での勝利でした!

 

それから5/4(土)~5(日)は、全体として、人気なり、その馬なりの騎乗をして、収まるべき着順に収まっているような感じの騎乗が続いていましたが・・・東京メインと最終レースは、少し見逃せない点がありました。

 

東京11Rは、グルーヴィットは内枠だったので仕方ない面もありますが、直線では上手く追い出せず、それでも勝ちそうな手応えで上がって来ていましたが、完全に進路がなくなってしまいアウトという競馬

東京12Rは、私はレーン騎手騎乗のリアリストを本命にしていたので、しっかり見ていたのですが、外枠なのに4コーナーで何故か内に切り込んで、そして詰まる という謎騎乗も見せていました

 

リアリストのレーン騎手の騎乗内容を見れたことが、リアリストを本命にして良かった、唯一の点となりました笑

 

 

D.レーン騎手の騎乗内容の印象

そもそもが2日目から、全て7番人気以内の人気馬に騎乗しているので、来日してすぐなのにこれだけ良い馬に乗っている という点では恵まれているなと思う馬質ではありましたが、

 

全体通して、ただ単に平均人気が高い馬に乗っているだけでなく、M的に見ても良い条件の馬に跨っていることも多い印象で、

「この条件なら大体これくらいの着順に収まる」という部分で、実際その通りの騎乗をしていることが多い という印象を受けました。

 

逆に言うと「これはレーン騎手がこう乗ったことによって来れたんだ」みたいなレースは少なかったように思え、

そういう騎乗はぱっと見、4/28日東京8Rのバウンド延長で、これまでロクに先行したことのない馬で先行する位置取りショックで勝利した このレースくらいでしょうか

 

まだまだ騎乗数が少ない段階なので何とも言えませんが、少なくともこの時点では、ルメール騎手やデムーロ騎手等、トップ外国人騎手と同じレベルでは無いように思え、

イメージとしては、福永騎手が跨っているのと同じくらいの印象を受けました。 もちろんまだまだ若くて日本の経験も少ないので、将来的には彼をもっと評価しないといけない日が来るかもしれません。

 

 

まとめ

来日していきなり重賞制覇を含む、大活躍を見せているので、

とんでもない大物が来た、この騎手は神がかっている といったイメージが先行してしまいそうなところがあるかと思いますが、

 

M的にも期待の高そうな馬に、いきなり多く乗せてもらっているという恵まれぶりを考えると、言うほど凄いとは思えないかなという印象があり、それが5/5(日)のメイン・最終レースにも現れていたのかなと思いました。

 

日本に来てすぐのことですから仕方ないのかとは思いますが、

特に馬のタイプに合った騎乗という点が???だったり、後はダートレースの経験も少ないようなので、そういった不安な部分も、きっと実際はもう少し多く、持ち合わせているのかなと思います。

 

特にルメール騎手が騎乗停止中は、かなり優良な馬質でゴリ押しできるのと、日本に来て早々良い成績を上げられているので、精神的に楽に乗れそうなのも合わせて、良い成績を収められる可能性が高いと見ていますが、

それが彼の真の姿ではないと見て、どこかのレースで「あれ?」というような騎乗も見受けられるようになり、本当のレーン騎手の実力というものが見えてくるのではないか と思っています!

 

 

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最終更新日時 : 2019年05月10日 20時30分

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