2017年のセレクトセールでは、イルーシヴウェーヴの17がセレクトセール歴代2位の5億8000万で落札されたり、ドナブリーニの17が3億7000万という、余裕で歴代TOP10入りする程の高額で落札されたりと、
かなり高値で取引される馬が目立った年となりました!
それではここで歴代セレクトセール高額馬達の成績を振り返ってみたいと思います。
6億0000万 ディナシー 0戦0勝
4億9000万 ザサンデーフサイチ 41戦3勝 中央獲得賞金 7000万 種牡馬入り
3億6000万 ラストグルーヴ 1戦1勝 中央獲得賞金 600万 繁殖入り
3億5000万 サンゼウス 8戦2勝 中央獲得賞金 2360万 種牡馬入り
3億3500万 トーセンダンス 1戦0勝 種牡馬入り
3億3000万 フサイチジャンク 16戦4勝 中央獲得賞金 8900万 地方移籍・乗馬
3億2000万 カーム 30戦14勝 中央獲得賞金 750万 地方移籍・種牡馬入り
3億0000万 アドマイヤハーレ 2戦1勝 中央獲得賞金 690万 乗馬
3億0000万 ブルーアヴェニューの2006 1戦0勝(海外)
2億8000万 フサイチレオン 8戦2勝 中央獲得賞金 2110万 種牡馬入り
※ちなみに余談ですが、海外のセールで8億8000万で落札されたミスターセキグチも4戦2勝で終わっています。 (アメリカで種牡馬にはなり産駒はそこそこ活躍しているようであるが)
「歴代の高額馬達はGⅠ何勝していて、何頭が名馬になっているのか・・・」と思いきや、このように活躍する期待が高いどころか、むしろ走らない方が当たり前とすら言える、散々たる成績となっているようです・・・
はっきり言ってしまうと、落札価格と競争成績は比例するどころか、
むしろ反比例してるとさえ言えてしまう程でありました。
もう少し下の2億円台まで見ていくと、サトノダイヤモンドという超大当たり馬や、
トーセンスターダム、トーセンレーヴ、ロイカバード・・・
といった重賞級の活躍馬達も見受けられますが、
歴代TOP10の馬達がここまでの成績というのは驚きでした。
せめて1頭くらいは価格帯に見合った走りをしている馬がいてもいいんじゃないかと
思ってしまいますよね^^;
今年のセレクトセールの高額馬達は、いよいよ期待通りの活躍をするのでしょうか・・・?
はたまた今年もそれほど活躍しないまま競争生活を終えてしまうのでしょうか・・・?
将来の走りに注目したいです。