少し哲学染みたタイトルになってしまいましたが、
競馬をする皆さんは私も含めて、出走表を眺めて買うレースと買わないレースを決めて、1日に何レースやるかは個人差がありますが、結局のところ買おうと思ったレースのみを買っています。
私の場合だと割とレース数を絞っている部類に入るかと思いますが、1週に3レースくらいを目安としているので、その中で買うか買わないか迷ったけど、結局買わなかったというレースも、時折あったりします。
ではそういうレースはどういう結果になったのかと、レース結果を見て「やっぱり来てなかったか、買わなくて良かった」というレースの方がもちろん多いのですが、たまに「え、この人気薄激走しちゃったの?」とショックな結果になっていることもあります。
この現象に対して、これまでの私は「たまに人気薄が激走してしまうかもしれないが、トータルで見て数多くのレースに手を出して負けているのであれば、見送っていた方が正解」と、自分を納得させていました。
しかし、今週の土曜の東京1Rの結果と、日曜の東京11Rを「ギリギリまで見送るか、それとも無理して買うべきか」と考えている時に、こんなことをふと思いました。
今の自分の状態だと「買ったら外れるし、買わずに来るなよと思ってレースを見たら、多分来る」
ギャンブラーの皆さんは、この現象自体は、何となく肌では感じていることであると思うのですが、
もう少し具体的に言うと、「買えばダメな展開とポジションでレースが進んで外れるし、買わなかったら逆の展開になって的中している」
のではないかと、土曜の東京1Rの結果と、ここ最近買ったレースの結果等を総合して、そう感じました。 もちろん「Mの法則」という予想方法では、当日のペースや馬のポジション次第で着順はガラリと変わることを前提としていて、これに関してはMの法則で予想していない競馬ファンの方も異論は少ないことでしょう。
そして東京1Rなのですが、私は9番人気のエンパワーメントを本命として馬券を購入しました。 この馬は前に付けられれば面白いという予想だったのですが、出負けしてダッシュ力もなかったのもありますが、ほぼ絶望的な後方で競馬を進めて、上がり最速でしたが物理的に無理な位置だったので惨敗でした。
「自分が買ったからこうなった」と、外れた競馬ファンの方が冗談半分で言ったりしていて、聞いたことのある台詞ですが、これって本当にそうなんじゃないかなと 私の中で少しだけ確信に近いような形で、感じている部分があります。
例えば私は、こんな面白い動画を見たことがあります。
実際のところはどうなのか というところまでの確証はありませんが、少なくとも考え方自体はとても高度で面白く、可能性としては十分考えられるものだと私は感じました。
買わない(何かしらの理由で買えなかった)時に限って予想の通り来ていることが多いという現象も、もしかしたら「買わなかったから来たのであって、買ってたら来なかった」という可能性も、
この動画を見ると、十分に考えられるのではないかと思いました!
私はこれまでの長い競馬ライフにおいて、悉く大的中から遠ざけられていて、何か特別な力が働いているとしか思えないようなものを感じていた人間ですので、自らの経験上や、
こういった描写のある作品(主にギャンブル漫画・例えば銀と金の「まだそぐわない人間の手からは金が逃げていくものなのさ・・・・」というセリフ等)を見て、本当に何かしらのそういう力みたいなものはあるのではないかと、肌で感じているところがあります。
つまり「このレースやっぱり買わなかった(買えなかった)けど、買っていたら当たっていたよ、チクショー!」なんていう象限は、無いという考え方です。
だから買わないと決めたレースは、買わなくていいのです。何故なら「買えば来ないし、買わなかったから来ただけ」なのですから。
事実はどうであれ、この考え自体は、レースを見する時に、これ以上ないくらい非常に優秀な、レースを見送る理由付けであることは、間違いないと思うのです!
(この考えを持った途端に、見送ったレースだけバンバン当たるという可能性もありますが、もしそうだとしたら買い続けて当てればいいだけと考えてみます。 少なくともそんなに当てられる人がいたら、レースの厳選やレースを見なんていう発想にすらならないでしょう)
なのでこれからは結果を恐れずに、見送るべき理由をしっかりと見つけたのであれば、レース結果を見て当たってようがやっぱり外れてようが、「買わなくて来ちゃったらどうしよう」等という考えは持つ必要はなく、自分が信じたレースだけを買うことが出来ると思いました!