先々週の函館スプリントSで、3連複の万馬券を1点目の的中という、Mの法則特有の「当たる時は少ない点数で当たりやすい」が炸裂し、Mの破壊力を見せつけた今井さんが、
その回顧の中で、興味深い話が出ていたので、私自身もそれを忘れないように、記事にしたためておこうと思いました!
それが「重賞レース」と「条件戦レース」の予想スタンスの違いについてでした。
予想を販売している今井雅宏さんは、土日で各10R、合計20Rくらい予想をしていることになります。
私なんかでも真面目に予想したら、1Rの予想が完成するのに普通に何時間も掛かり、その結果を1つの予想記事としてアップしています(なので当ブログは毎週の予想レース数が極端に少ない)。
この私のスタイルで「毎週20R予想しろ」と言われたら、物理的な時間もそうですが、脳の体力が続きません 笑
それで今井さんの場合は毎週どうしているのかと言いますと、
「条件戦レース」の方は、基本テクニカルな予想となるが、それでいて予想時間はそんなに取れない、だからある種の大雑把さもある。オートマティックにやらないと終わらないのもあるしね とのことで、
「重賞レース」の方は、重賞クラスになると、あまり細かなテクニカル予想になりすぎるのは良くなく、レースが持つ意味も大切になってきて、生き物として予想しなければならない とのことでした。
単純に積み上げていく思考回路で予想すると「条件戦レース」の方が当たりやすくなるが、
その方法だと、細かなテクニカルな部分に集中してしまうので、今度は全体像が結べなくなる。つまりレース自体に意味を持っている「重賞レース」が当たりにくくなる
というものでした!
確かに私も何かの記事で「条件戦は基本淡々と行われるが、メイン競争は様々な要素が交錯する」みたいな事を書いた記憶があり、
なんとなく条件戦とメイン競争での予想の違いを理解していたところはありましたが、ここまで明確に説明してくれているのが凄いなと思いました!
私の場合は正に「積み上げ方式」の予想で、でも一応重賞の場合「重賞ステップ解析」のファクターが入るので、これによる加点減点はありましたが、基本的には同じスタンスで予想をしていました。
それによる限界みたいなところは、確かにあったかもしれない と思い、
確かにそれ以前のように、パッと見の印象だけで、変なファクターが入ったら切ってしまったりすることは無くなり、予想の精度自体は以前よりも増したとは思いましたが、
これにより自分の予想は完成でもない とも思いました!(実際2020年の上半期は大きな的中はありませんでした)
この辺り「その重賞レースが持つ意味」「今回の重賞レースにおいてどういう未来が待っているのか」という部分を意識しながら、
自分の指数で算出した順番通りに、自動的に本命から並べていく予想ではなく、
あくまで指数値は参考にしながらも、時には裏目を引こうとも、例えば5番目の穴馬を本命に据えたり等、臨機応変に「重賞レースが持つ意味」というものを考えながら、
下半期は予想してみるのも1つの手だなと思いました!