19年の上半期の成績を受けて、17年の上半期や過去の成績等も鑑みて、思ったことがあります。それは、
「年間で2回、会心のレースがあればいい」
これが年間トータルプラス収支における、基本リズムになる ということでした。
半年ごとに区切れば、1度大的中があれば、それ以外の予想がよっぽど大不調でもない限りは、半期はプラスになる可能性はかなり高いということで、
そして「年間で2回、会心のレースがあればいい」という言葉は、1年間予想をしていく上で、精神的にも良い効果をもたらしてくれるのでは?とも思ったのでした。
例えば野球でいうと、「三振したくない」と思って打席に入っているバッターは、どうしてもスイングがこじんまりして、当たっても内野ゴロとかになることが多いと思いますが、
これを競馬に直すと、「外したくない」と思って常に予想をすると、どうしても人気サイド中心の予想になりがちで、これではトータルでの大的中の可能性は、かなり低くなってしまいます。
逆に「年に2回だけ、会心のレースがあればいい」と思って予想をするとどうなるでしょうか。
その心構えがあれば、人気サイドが切れないと分かれば当たっても大きく儲からないということで「見」できますし、買いたいレースでも伸び伸びと予想ができ、大胆に人気薄の馬を本命にして買うレースも増えてくることでしょう。
また不思議とそういう伸び伸びとやった方が、スポーツでも何でも結果がついて来やすいというのもあると思います!
(私は以前、2人1組のペアで賭けボーリングをして、私のペアの人があまり上手くなく、案の定結果も出ていなかった時、「○○、2本だけ倒してくれればいいから」という感じのアドバイスを送ったところ、普通に7~8本倒し始めたり、スペアを取ったりと、見違えるように結果を出してくれた という経験も思い出しました)
少々外れが込んできても、「年に2回だけ、会心のレースがあればいい」と思っていればブレることもなく、面白そうな人気薄というのは常に目を光らせているので、本命ないしヒモにはそういう馬をピックアップできる確率も高まるはずです。
もちろん的中率は前者より劣ってしまうかもしれません。しかし一撃のリターンの期待値は明らかに前者より高い為、年間でプラスになる可能性が高いのは後者であると言えると思います。
また、前者のようなスタイルで、もし安定して年間プラスになるとするならば、
そもそもの予想力がまず高いと言えることになり、このような考えをする必要すら無い状態にある と言えることでしょう。
もちろん「年に2回だけ、会心のレースがあればいい」と思って、1回もそういうレースが来なくて終わる可能性、そういう結果になることもあることでしょう。
しかしその心構えで伸び伸びと予想をして、2年や3年、1回も会心のレースが来ないということであれば、それはもうそもそもの予想力が足りない等、別の問題の可能性が高いのかなと思われます。
面白いのが、同じ人が予想したにも関わらず、精神状態が違うだけで、全然違った予想になってくる ということです。
私自身もこの事を忘れずに、下半期も予想をしていきたいと思います!