東京新聞杯 GⅢ
今井さんはヴァンドギャルド本命だったということで、そのヴァンドギャルドは数々の条件が重なっての6着になったこと、そしてベテランジョッキーのコース取りなどについて解説してくれていました。
まずヴァンドギャルドはまさかの出遅れで、騎手も出遅れることは全く想定していなかったのか、焦って出していってしまいリズムが崩れたぶん、直線で狭いところに入った時、瞬時に反応出来ず、開いたスペースはシャドウディーヴァに先に入られてしまい、伸びない外に立て直す不利もあり、それでラスト再加速してあの脚色だから、腹をくくって追い込みに徹していれば、外からでも少なくとも3着には来ていたんじゃないかな とのことでした。
そしてシャドウディーヴァは岩田騎手じゃなければ外々を回して、あそこが上手く開いて、ヴァンドギャルドも3着以内だっただろうとのことでしたが、
この内伸び馬場を、ベテランの横山典騎手と岩田騎手が、外枠なのに容赦なく内を突いたという判断が、レース結果に大きく影響を及ぼした という奥深い結末となっていたようなのでした。
逆に私の場合は、シャドウディーヴァの騎手が岩田騎手であることすら、気に留めていなかったほど、ただ馬的に面白いということで本命にしていただけだったのですが、(それでも無意識下で岩田騎手だから内を突くパターンもある くらいは思っていたのかもしれません)
本当に1つのレースでも、様々な要素が複雑に絡み合って、最終的にそれが1つのレース結果として反映されているんだなぁということが、良く分かったレースとなりました。(メイン競争から離れるほど淡々と行われていくので、この要素は薄れてきますが)
今井さんも本命はヴァンドギャルドかシャドウディーヴァで悩まれていたそうで、馬選びとしては間違っていなかったという点は良く、
後は「騎手がどう乗ってくるか、またはその期待値」というものも、もう少し深く考察していく必要がある と感じたレースとなりました!