「ダノン」がGⅠで人気を集めている割に全然勝てない理由

先々週の20年安田記念でも「ダノン三本の矢」等と言われ、ダノン軍団が3頭出走し、3頭共そこそこ人気を集めていたにも関わらず、矢は三本とも折られてしまいました。

 

そういえば私も「ダノン」をGⅠで本命にした記憶がほとんどなく、それは何故ダノンはGⅠでは走らないのか?という部分を、ある程度分かっているからかもしれない

ということで「Mの法則」の観点や、私個人的に思う、「ダノンは何故GⅠを勝てないのか」という理由について検証してみたいと思いました!

 

 

主なダノン産駒のGⅠ成績

ここ最近の主なダノン産駒が、GⅠで「4番人気」以内になったレースを抽出してみたいと思います。

 

・ダノンプレミアム朝日杯FS1人1着 日本ダービー1人6着 安田記念2人16着 天皇賞秋3人2着 マイルCS1人2着 安田記念4人13着

・ダノンキングリー(皐月賞3人3着 日本ダービー3人2着 マイルCS2人5着 大阪杯1人3着

・ダノンスマッシュ朝日杯FS4人5着 高松宮記念1人4着 スプリンターズS1人3着 高松宮記念3人10着

・ダノンファンタジー阪神FS1人1着 桜花賞1人4着 オークス4人5着 秋華賞1人8着

※赤はGⅠ勝利 青は人気より着順が下回ったレース です。

 

1番人気:9回 2番人気:2回 3番人気:4回 4番人気:3回

=しかし勝ったのは、1番人気に応えて勝った2勝のみ。

 

 

ということで普通に考えて、ここまでGⅠで人気になっているのであれば、もっと勝っていないとおかしい と言える成績ではないでしょうか。

単純に一番人気が9回もあるのですから、2~4人気合わせたトータルで見ても「2勝はいくらなでも少なすぎ・・・」と思ってしまいます。

馬券的に見ても、GⅠでダノンを買う奴は馬鹿 と言われても仕方のないくらい、特に単勝期待値が絶望的に低く、人気を背負って馬券外に吹っ飛ぶ確率が高いように思います。

 

「ダノン」のGⅠ勝ちと言えば、ダノンシャークのマイルCSの他は、2歳GⅠばかりなので、やはりダノン全体で見ても、地味な印象はぬぐえません。

何故、このような現象が起こるのでしょうか?

 

 

ディープインパクト産駒が多い

その理由の1つとして、まずダノン有力馬は「ディープ産駒が多い」ような気がいたします。 

もちろんディープ産駒自体が敗因とは言えません。2012年~2019年のリーディングサイアー種牡馬で、数多くのGⅠ馬が誕生している訳なのですから。

 

では逆に、何故、そのディープ産駒の有力馬を何頭も引き当てているのに、GⅠでは勝てないのか? ということになります。

 

それは「Mの法則」及び、ディープ産駒の特性を理解していないから という部分が最大の敗因でした。

 

 

ローテーションが悪い

>今後も前哨戦を全く使わない馬が増えてきそう

こちらの記事でもご紹介させて頂きました通り、近年は前哨戦を使わずにGⅠを使うケースが増えています。

 

その代表的な馬達というのが、アーモンドアイ、サートゥルナーリア、フィエールマン、コントレイル こういった馬達であり、むしろぶっつけでGⅠを使うことによって、好結果を残しているのです。

その種牡馬というのがロードカナロア、ディープインパクト産駒であり、つまりディープ産駒はぶっつけGⅠの方が良い訳です。

 

しかもこの事実は、社台馬達がそれを実践する前から、Mの法則を学んでいれば分かっていたことであるので、Mラーからしてみたら逆に「これじゃ切れなくて困るな~」となる訳ですが、

 

それなのに、現在も前哨戦を使ってGⅠに挑んでいるのが「ダノン馬」なのです。

前哨戦のダノンは逆に勝ってくることが多い訳ですから、本番のGⅠで人気になる訳ですが、その割には面白いくらい、本番で勝てていない訳です。

つまりダノンが身をもって「ディープ産駒は前哨戦を使った方が不利」ということを証明し続けている という訳だったのでした。

 

 

運がない・JRAに嫌われている感

しかしディープ産駒でも、前哨戦を使って本番でも勝つ馬はそれなりにいる訳です。 前哨戦を使った場合、致命的なほど本番で結果を残せていないか? と言うとそんなことはありません。

 

ダノン馬の場合、それに輪をかけて私が感じることは、

「この状態でこの枠に入ったか~」と感じる事が多いということです。

 

例えば馬が馬群を嫌がるタイミングで内枠に入れば、レースを投げ出す可能性が高くなります。

あるいは、内枠有利の競馬で外枠に入っていては2~3着はあっても、勝つことは2~3クラス上の馬じゃないと無理 というレース展開になることもある訳です。

ダノン馬の場合、GⅠでそういう事が多いと私は感じています。

 

それでも19年日本ダービーのダノンキングリーのように、ロジャーバローズさえいなければ勝ってたようなレースもある訳で、そういうレースを紙一重で逃すところに「運の無さ」というのも感じてしまう訳ですが、

 

私的には、逆にダノン馬は前哨戦やGⅡではかなり信頼できるので、

GⅠ以外では固くても本命にしたり、WIN5でダノン馬を単独1頭指名したりすることは、数回ありました!

 

 

まとめ

「ダノン馬には全てが足りていない」

 

 

ということで、いくらローテーションが微妙であろうとも、ディープ産駒は基本真面目なので、

人気を背負っていれば、当日の条件が揃って勝つという場合もそこそこ出てくるはずなのですが、それにしても勝てない というのが私の印象でした。

 

ダノンプレミアムやダノンキングリーの戦績から「GⅡ番長」等とも呼ばれているダノン軍団でありますが、確かにGⅡのダノンは信頼できます 笑

 

 

それはもしかしたら、ダノン軍団はGⅠをハナから諦めて、GⅡの賞金を取りに来てるのではないか? という説も、私の中にはひっそりとあったりもします。

有力馬がぶっつけでGⅠに出てくる訳ですから、前哨戦がその分「空き巣」となります。

で、そこに休み明けの方が良い「ディープ産駒」という訳ですから、そりゃダノン有力馬がGⅡを無双しちゃいますよね。という訳で、

逆にそれこそが、ダノン馬が「GⅡ番長」になっているという理由でもあったのでした!

 

この前提条件が変わらない内は、少なくとももうしばらくは、GⅠではヒモ程度に、GⅡGⅢは信頼 という傾向が続くのではないかと見ています!

 

 

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最終更新日時 : 2020年06月20日 22時51分

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