時は2019年年末、今年はただでさえ豪華な出走メンバーという中、香港Cに出走できなかったアーモンドアイまでが有馬記念に参戦を表明し、超豪華メンバーで行われる年末の大一番ということで、
すっかり家で、様々な情報とにらめっこしながら、パソコンの前で競馬をするスタイルから離れられなくなってしまっていた私ですが、
「ここで行かなかったら、いつ競馬場に行くんだ」と思い、かなり久しぶりとなる、競馬場現地観戦を決めたのでした！
まずは13時前くらいに「東中山駅」に到着です。
JR武蔵野線「船橋法典駅」利用の場合は、専用地下道があり、動く歩道まで設置されているということで、こちらの方がベターではあるのですが、
京成線「東中山駅」からも、少し離れているが歩いて行ける距離にある ということで、私のようにアクセスの都合上、東中山駅から中山競馬場へ向かう派の人もたくさんいらっしゃいます。
ここで「歩いて行く派」と、「バスに乗って行く派」に分かれますが、
帰りの時間は雨予報だったので、せっかくなので行きは歩きで向かおうと思いました。この競馬場までの道のりは、通称「オケラ街道」等とも呼ばれ、
競馬場からの帰りでバス賃も無くなり、歩いて帰る人達もいることから、こういった名称となっているようです。 競馬場までの道は分からなくても、皆について行けば到着するだろうということで、後をついて中山競馬場の名物の1つとも言えるオケラ街道を歩いて行きました。途中に国道のコンビニに寄って行く人達や、人によってルートは様々あるようでした。
そして中山競馬場に到着。 この日は気温も低くて、15時くらいから雨予報ということもあってか、私が想像していた以上には、大混雑とまではなっていなかった感じがありました。
まずはせっかく競馬場に来たということで、競馬場内のフードコーナーで昼食
地下1Fの一番端っこにある「鳥千」さんの「チキンセット」
競馬場の食事コーナーで人気が高いと思われる「鳥千」さん。 実は以前に来た時もこちらのチキンを食べて美味しかったので、久しぶりにまた食べたくなったのでした。
ケンタッキーとはまた違った味わいの、こちらは正統派のシンプルなチキンという感じで、塩・ケチャップ・カラシ等でお好みにカスタマイズしながら食して行きます。 何故パンもついているのか知らなかった私は、そのままパンだけを食べていたのですが、こちらはチキンを挟んでケチャップをかけたりして、お好みでチキンサンドも作れるというもので、また次回行った時に試してみようと思いました 笑
それからグルリと、中山競馬場内を散策。
今日買うレースは有馬記念1Rだけに絞ったのですが、結果的には他のレースも手を出していると忙しくなったので、かえって良かったという感じに。
それから有馬記念出走馬を見ようとパドックへ移動。 20～30分前に到着し、最前列はさすがに無理というものがありましたが、それなりの位置で写真も撮影することができたので良かったです！
本命のサートゥルナーリア 間隔開けて+2キロで軽く増えていたので、本命に変更なし
ワールドプレミア 気性面は激しい馬ということで、パドックでもチャカチャカしていましたが、これはいつも通りという感じでしょうか
アーモンドアイとリスグラシューの、牝馬1,2番人気コンビ
そしてラストは「有馬記念を外から生観戦したい」ということで、写真を撮ってからすぐにスタンドの方へ！ 確かオルフェーヴルの有馬記念の時は、外に出れなくて、地下のスクリーンから見ていて少し味気無さがあったので、今年はやはり外に出て生で見たいと思いました！
既に結構人が埋まっていて、スタンドの通路から立って見ている人たちもいて、ちょうど空きがあったので「ここなら見やすいかも」とスタンバイ。 これだけの人が集まると、中には変な人もいたりする訳ですが、気分を害するようなことをされても、グッと堪える気持ちが大切ですね。
映像で見ているだけでは分かりませんでしたが、実際生観戦となると、外はある種の戦場のようで、押されて将棋倒しになっている所もあったりしました。
私は馬体重の最終チェックをしてから、携帯で馬券購入。 IPATで買った方が収支を自動集計してもらえるので、競馬場に行ってもIPATで購入したのですが、携帯から買っても、馬名を見ながら選択できるので、3連単2頭軸マルチとか、購入しやすい工夫が施されているのが分かって、買いたい馬券をスムーズに購入することができました！ 後はブログの予想記事の投稿など、電波は悪かったですが、無事に繋がってくれて良かったです。
ターフビジョンに映し出される演出なども見つつ、後はレースを待つのみです。
そしていよいよ、有馬記念発送の時間に！
レースがスタートし、この日の中山芝は、割と前残り傾向だったので、サートゥルナーリアがかなり後方策を選択したのを見て、「後ろすぎないか～？」と思っていたのですが、ペース自体はかなり流れていたようなので、タフになってむしろ追い込み決まればと思いながら見て、
直線ではターフビジョンでサートゥルナーリアが抜け出したのを見てよしっ！と思いましたが、しかし赤い帽子にアッという間に置き去りにされてしまい、「あ、でもリスグラシューだ！サートゥルも粘ってる！何かは当たるかも！」と思い、サートゥルも何とか馬券内に残れそうな手応えで、最後にワールドプレミアも突っ込んで来たところでゴール
「あー フィエールマン3着の方が人気無くて良かったのに」等と、寒さと周りの雰囲気で何故か正常な判断ができず、リスグラシューを対抗にしていたと錯覚するも、「あれ？ワールドプレミアってことは、3連複1点目の的中だ！」と思い直して歓喜！ 予想以上の大的中となって寒さも吹っ飛び、今年は年末の大一番を締めくくることができました。
スタンドからの脱出も、思った以上の大混雑っぷりで、とりあえず人の流れに身を任せて、出口へと辿り着くも、バスターミナルが無い南口？門だったようで、雨だし帰りはバスに乗ろうと思っていたものの、人の流れのまま結局帰りも歩きということに。
東中山駅へと戻って来て、電車に揺られて、家へと辿り着くのでした。
感想：
結果としては、本当に行って良かったな～という感じでした！ プラスで終わったというのも大きいのですが、もしかしたら久しぶりに競馬場に行った、意図しない「競馬場ショック」みたいなものも、良い方向に働いてくれたのかもしれませんし、
やはりいつもと違う行動をとって、違う日曜日を送れたという事自体も、新鮮で良かったなという感じでした！
家で競馬をやっていると圧倒的に便利ではあるのですが、パドックを見て「あーオーナーが馬を見に来て、馬がここを周回して、返し馬をして、スタンド観戦はこんなに混雑していて」等々、競馬が行われているというリアルそのものを、久しぶりに体感できた事は大きかったなと思い、家にいると全てがバーチャル・映像と錯覚してしまうところがあり、そういう感覚をリセットできたことも良かったです！
また来年もぜひ、違う競馬場に行ってみたいなと思いました！
