1999年6月発売
「Mの法則」第1作目からかなりの年月が経ち、ようやくというか少しずつ競馬界にMの理論が浸透し始め、前走のローテーションを使ったものやショック療法まがいのもの等の、必勝法も世に出回り始めていた。
私がもう筆を執る必要もないと思っていたが、間違った知識が蔓延している現状を目の当たりにし、ちゃんとしたものを書かなければなるまいという思いが強くなり、
再び発売されたMの本が、今作になるとのことです。
内容
という前書きから始まり、
まずはMの法則の基本である距離変更ショック等の基本をおさらい。その中でも今作では、特に「短縮馬のどういう部分をチェックしたら良いか」という解説が個人的に参考になり、実際のレースをサンプルに、どういうポイントをチェックすれば良いかという解説が詳しく載っていたので、短縮馬の見方の参考になりました。
前作までのMの法則のおさらいに止まらず、
前作までになかった「異端馬の追及」という新しい馬券作戦も、本作で解説していきました。
そしてそれらを踏まえての、実践編へ。
こちらでも、M3タイプ、馬体重のベクトル、別路線、位置取りショック等といった、Mの法則の様々なポイントのおさらいとなるので、とても読み応えがありました!
まとめ
久しぶりに発売されたMの法則の本ということで、「競争馬は前走の記憶を心と体に刻んで走る」という、前作までのMの法則に関する様々な概念はもちろん
具体的な短縮馬の見方や、異端馬を見つけ出していく といった新しい情報にも触れることが出来たので、勉強になる内容でした!